集合★位相+演習のアンケートへのお返事+コメント

Time-stamp: "2008-03-29 Sat 10:38 JST hig"

全体へのコメント

樋口がこの授業を担当したのは2007年度が初めてでした. 学生, TAだれにとってもハッピーエンドではなかったようで申し訳ないです. 学生さんのわかりやすいポイント, わかりにくいポイントを樋口がなかなか把握できなかったのがもっとも大きな原因です. 特に最初のほうでそうだったことの被害が大きかったです.

内容的に複雑だとか高度だとかいうことはないんだけど, 他の科目とののりがだいぶ違って, その違いを伝えきれなかったことがいけなかったと思います.

最初の計画では ε-δ論法にかなり慣れるつもりだったのですが, 表面的な体験にとどまりました. 樋口の再チャレンジのチャンスがあれば, だいぶ改善できるつもりです.

また, 時間割編成上, この授業の直後に理工学基礎実験Aのレポートの締切が来るというのも, 受講者の集中力を削いだ面があると思います.

授業の方式

中間1/3は講義とTAの参加した演習を1コマずつやりました. 最初と最後1/3ずつは演習と講義を区別しないで連続2コマをTA半数ずつの参加でやりました. 理論を短く説明した後, 問題drivenで, 例題の中でさらに細かい説明や補足的説明をしていく, そしてすぐ自分でもやってみてもらうという方法に そして2コマに講義と演習の区別をなくして, TA半数ずつの参加でやるように変更しました.

説明と演習を短いサイクルにしたのは, 1コマ分説明した後1コマ分演習だと, 説明のどの 部分をテーマにした問題なのかわかってもらうのに無駄に時間がかかってしまうように感じたから. まず説明の個々の部分の理解を確かめる問題を短いサイクルでやって, あとで, 全体像の理解を助ける広範囲な問題もやるという方針でした.

また, 説明を聞きながら板書をうつすのってけっこう意味あることかと思ってたこともあるけど, 今年は, (自分で問題をノートにやったり, その気分で教員の答案をコピーしたりには意味があるけど,) 板書をうつすだけってのは, 低レベルコピーになりがちでむしろ理解の妨げかなという気がしてきて, 説明部分の要点を印刷して配布するようにしました.

全学授業アンケートへのお返事

選択方式の部分について

すべての項目について数値は低くなっています. 特にQ7難易度(たぶん難しすぎるということでしょう), Q8:理解が特に低くなっています. Q5:教員の努力がそれほど低くないのは, 結果はよくないけど努力賞くれたってことですか?

自由記述方式の部分について

回答時間が足りなかったかも. ごめんなさい.
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